venvでプロジェクトごとに仮想環境を作成・有効化する方法

投稿者: | 2026-02-18

皆さん、こんにちは!プログラミング学習、楽しんでいますか?
Pythonで開発を進める際、プロジェクトごとに異なるライブラリのバージョンが必要になることがありますよね。そんな時に大活躍するのが「仮想環境」です。この記事では、Pythonの標準モジュールである`venv`を使って、プロジェクトごとに独立した仮想環境を作成し、管理する最も基本的な方法をご紹介します。

1. 仮想環境の作成

プロジェクトフォルダのルートディレクトリで、以下のコマンドを実行します。.venvという名前は慣習的に使われることが多いですが、自由に指定できます。

python -m venv .venv

このコマンドを実行すると、指定したディレクトリ(例: .venv)内に、新しいPython環境に必要なファイル群が生成されます。

2. 仮想環境の有効化

作成した仮想環境を利用するには、有効化する必要があります。OSによってコマンドが異なりますので、ご注意ください。

Windowsの場合:

.\.venv\Scripts\activate

macOS / Linuxの場合:

source ./.venv/bin/activate

仮想環境が正常に有効化されると、コマンドプロンプトやターミナルの行頭に(.venv)のような表示が追加されます。

3. 仮想環境の無効化

作業が終わり、仮想環境から抜けたい場合は、以下のコマンドを実行します。

deactivate

コマンドプロンプトやターミナルの行頭から(.venv)表示が消え、元のグローバル環境に戻ります。

4. インストール済みパッケージの確認

仮想環境内にインストールされているパッケージを確認するには、`pip freeze`コマンドが便利です。

pip freeze

5. 仮想環境の削除

プロジェクトが終了したり、環境を再構築したい場合は、作成した.venvディレクトリを削除するだけでOKです。

Windowsの場合:

rmdir /s /q .venv

macOS / Linuxの場合:

rm -rf .venv

みーちゃんのワンポイント

プロジェクトの依存関係を他の人と共有したり、別の環境で再構築したりする際に便利なのが、`requirements.txt`ファイルです。仮想環境を有効化した状態でpip freeze > requirements.txtと実行すると、その環境にインストールされているライブラリとそのバージョン情報をファイルに書き出せます。そして、別の環境で`pip install -r requirements.txt`を実行すれば、必要なライブラリを一括でインストールできますよ!