[ラズパイ] 起動時にPythonファイルを実行する

systemdを使ってラズパイ起動時に指定したPythonファイルを実行するように設定します。

作業ディレクトリを/ect/systemd/system/に移動します。

cd /etc/systemd/system/

今回は「autorun.service」というファイルを作成し、その中で設定を行います。

ファイルの編集はGeanyを使用します。

sudo geany autorun.service

Python3で「/home/user」内にある「test.py」を実行するように指定します。

[Unit]
Description=test

[Service]
ExecStart=/usr/bin/python3 /home/user/test.py
RemainAfterExit=yes

[Install]
WantedBy=multi-user.target

※Description：コマンドの概要を書きます

※ExecStart=/usr/bin/python3 [ファイルパス]：実行したいPythonファイルの絶対パスを書きます

※RemainAfterExit=yes：実行後もステータスをアクティブにしておきたい場合に付けます

※WantedBy=multi-user.target：必ず付けます（説明は省略）

保存してGeanyを閉じます。

設定したコマンドが正常に起動するか確認します。

sudo systemctl start autorun.service

エラー無く終わった場合はステータスも確認します。

sudo systemctl status autorun.service

問題がなければサービスを有効にします。

sudo systemctl enable autorun.service

ラズパイを再起動して設定したコマンドが実行されるか確認します。

※以下のコマンドで再起動できます。

reboot

サービスを無効にしたい場合は以下のコマンドを実行します。

sudo systemctl disable autorun.service