【検証】Googleの最新AI「Nano Banana 2.1」が凄すぎる!文字描画&顔の固定を試してみた

投稿者: | 2026-10-11

みなさん、こんにちは!

突然ですが、「Nano Banana 2.1」というAIの名前を聞いたことはありますか?バナナという可愛らしい名前がついていますが、実はGoogle DeepMindが発表した最新の画像生成・編集AIモデルなんです。

これまでの画像AIといえば、「文字がうまく書けない」「画像を修正すると別の顔になってしまう」といった悩みがありましたよね。ですが、今回登場したNano Banana 2.1ではそれらが大きく改善されているそうです。

そこで今回は、私自身が実際にNano Banana 2.1を使ってさまざまなお題を出し、その実力を検証してみました!

Nano Banana 2.1ってどんなAI?

Nano Banana 2.1は、「Gemini 3.6 Flash」という最新モデルをベースに作られたマルチモーダルAIです。高速でコストを抑えつつ、プロ級の画質や高度な編集機能を備えています。

まずは、何が新しくなったのか主なポイントを整理してみましょう。

  • 正確なテキスト描写:ポスターや看板の文字が崩れずキレイに書ける
  • キャラクターの一貫性:同じ人物の顔を保ったまま服や背景を着せ替えられる
  • 最大4Kの超高画質:ポスターやプレゼン資料にも使える鮮明さ
  • Google検索との連携:検索結果の知識を活かして正確な図解や歴史的シーンを描画

言葉で修正指示を出すだけで画像をどんどん育てていけるのが、このモデル最大の魅力です。

実証①:ポスターの「文字」はキレイに書ける?

これまでの画像AIは、英語や日本語のテキストを指定すると「謎の暗号」のように文字化けすることが多くありました。そこで、以下のような指示を出してカフェのポスターを作成させてみました。

「Special Coffee $5」という英字テキストが看板にはっきりと書かれた、
モダンで温かみのあるカフェのポスター画像を生成してください。

結果を見て驚きました!看板に書かれたアルファベットの崩れが一切なく、グラフィックデザイナーが作ったような美しい配置で文字が印字されていました。イベントの告知チラシやSNSのサムネイル作成にそのまま使えそうな完成度です。

実証②:「顔を変えずに服と背景だけ変更」は可能?

次に、画像AIで最も難易度が高いとされる「キャラクターの固定」を検証しました。生成したキャラクターに対して、会話形式で次のようにお願いしてみます。

先ほどの画像をベースに、
人物の顔や髪型はそのまま維持した状態で、
服装を冬の厚手コートに変え、
背景を雪景色に変更してください。

AIは元の顔のパーツや雰囲気をしっかり覚えており、人物の印象を変えずに衣装と季節だけを見事に着せ替えてくれました。これなら、漫画のコマ割りやプレゼン資料で「同じキャラ」を何度も登場させたい時にもバッチリ活用できますね。

旧モデル(Nano Banana 2)との比較表

進化のポイントが分かりやすいよう、以前のモデルとの違いを表にまとめてみました。

比較項目Nano Banana 2Nano Banana 2.1(最新)
ベース技術Gemini 3.1 Flash相当Gemini 3.6 Flashベース
文字の再現性ぼやけや潰れが発生しやすいポスターや看板の文字も鮮明
編集の一貫性編集を重ねると顔が変わりがちキャラクターの顔や服を正確に保持
最高画質主に1K〜2K最大4Kまで出力可能
図解・知識内部学習データのみGoogle検索連動で正確な図解を生成

面白かったポイントと私なりの考察

今回検証して一番面白いと感じたのは、AIが「会話を通じてユーザーの意図を正確に読み解いてくれる」という点です。

これまでは「1発のプロンプトで100点の画像を出す」ことが求められていましたが、Nano Banana 2.1は「もう少し背景を明るく」「右上に文字を入れて」といった人間の細かな修正指示に付き合ってくれます。

プログラミングや難しいデザインソフトの知識がなくても、言葉だけで誰でも直感的に高品質な画像を編集・作成できるのが最大の魅力です。

まとめ

Googleの最新AI「Nano Banana 2.1」は、文字描画やキャラクターの保持など、私たちが画像AIに抱いていた「あと一歩」の不満を見事に解決してくれる素晴らしいツールでした。

GeminiアプリやGoogle AI Studioから気軽に試すことができるので、気になった方はぜひオリジナルのポスターやキャラクター作りを楽しんでみてくださいね!

おまけ (PythonでNano banana 2.1を使ってみた)

プロジェクトのルートディレクトリに.envという名前のファイルを作成し、Gemini APIキーを用意します。

GEMINI_API_KEY="(ここにAPIキー)"
pip install -U "google-genai>=2.28.0"
pip install python-dotenv
import base64
import os
from dotenv import load_dotenv
from google import genai

load_dotenv()

# GEMINI_API_KEY を自動認識
client = genai.Client()

prompt = "「Special Coffee $5」という英字テキストが看板にはっきりと書かれた、モダンで温かみのあるカフェのポスター画像を生成してください。"

# Nano Banana 2.1 は interactions.create を使用する
interaction = client.interactions.create(
    model="gemini-nano-banana-2.1",
    input=prompt,
    response_format={
        "type": "image",
        "aspect_ratio": "16:9",
        "image_size": "2K",  # 1K, 2K, 4K が指定可能(Kは大文字)
    },
    generation_config={
        "thinking_level": "medium",  # minimal, medium, high
    },
)

# 生成された画像データを保存
image_bytes = base64.b64decode(interaction.output_image.data)
with open("output1.png", "wb") as f:
    f.write(image_bytes)

print("画像の保存が完了したよ!(output1.png)")
import base64
import os
from dotenv import load_dotenv
from google import genai

load_dotenv()

# GEMINI_API_KEY を自動認識
client = genai.Client()

prompt = "画像をベースに、人物の顔や髪型はそのまま維持した状態で、服装を冬の厚手コートに変え、背景を雪景色に変更してください。"

base_image_path = "output1.png"
with open(base_image_path, "rb") as f:
    encoded_image = base64.b64encode(f.read()).decode("utf-8")

# Nano Banana 2.1 は interactions.create を使用する
interaction = client.interactions.create(
    model="gemini-nano-banana-2.1",
    input=[
        {"type": "text", "text": prompt},
        {
            "type": "image",
            "data": encoded_image,
            "mime_type": "image/png",
        },
    ],
    response_format={
        "type": "image",
        "aspect_ratio": "16:9",
        "image_size": "2K",  # 1K, 2K, 4K が指定可能(Kは大文字)
    },
    generation_config={
        "thinking_level": "medium",  # minimal, medium, high
    },
)

# 生成された画像データを保存
image_bytes = base64.b64decode(interaction.output_image.data)
with open("output2.png", "wb") as f:
    f.write(image_bytes)

print("画像の保存が完了したよ!(output2.png)")